32ページ みらいん くりはら人 人と文化がつながる場所に 中村 風志(なかむら かざし)さん(若柳下町1)  「お客さんからのありがとうの言葉が、何よりもうれしいです」と目を細めて語る中村さん。妻の智恵(ちえ)さんと共に、若柳地区で築約150年の元料亭を自ら改装し、昨年3月、カフェとしてオープンしました。  東京都出身で、海外を転々と旅しながら暮らしてきた中村さんは、新型コロナウイルス感染症の流行を機に日本へ帰国。智恵さんの祖母の空き家がある蔵王町で仮住まいを始めたことをきっかけに、宮城の豊かな自然に魅了され、田舎での古民家再生に興味を持つようになりました。  県内でさまざまな物件を探す中で、若柳地区の元料亭の存在と歴史を知り、地域で愛されていた建物を再び人が集まる場所にしようと、カフェの開業を決意しました。  改装、開業共に未経験で、何もかもが手探りの中、地域の人たちの協力と温かさが大きな励みになったという中村さん。今後はカフェを「年代問わず気軽に集まれて、地域内外の人や文化がつながる場所にしていきたい」と笑顔で語ってくれました。 ※くりはら人の情報をお寄せください ※市は自主財源確保のために、有料広告を掲載しています。 今月の表紙:市の歩みと重なる二十歳の若者たち 広報くりはら 第391号 令和7年4月1日発行 発行/栗原市 編集/企画部市政情報課 〒987-2293 宮城県栗原市築館薬師一丁目7番1号 電話0228-22-1126 栗原市LINE 栗原市Instagram マイ広報紙 アンケートフォーム