20ページ 市からのお知らせ 栗原市の市外局番 0228 記号の説明 ダウンロードマークがついている様式などは、市ウェブサイトからダウンロードできます。 市立病院の経営状況  市では、3病院と4診療所の運営と管理を行い、市民に安全で質の高い地域医療を提供しています。  近年は人口減少による患者数の減少や、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に移行したことで、国からの新型コロナウイルス関連交付金が減少し、病院と診療所共に赤字額が大幅に増加しています。この状況から市民の税金で賄っている市の一般会計を大きく圧迫しています。  今後も自治体病院として維持、継続していくためには、さらなる病床数の見直しや機能分担、病院間の連携強化を行い、経営の効率化に早急に取り組む必要があります。  さらに人口減少、特に少子化により、医師・医療スタッフの確保が難しくなっており、人材の確保が喫緊の課題になっています。 市立3病院と4診療所の一日当たりの平均患者数  栗原中央病院では、一日当たりの入院や外来の平均患者数が減少傾向にあります。(図1)  また、若柳病院と栗駒病院も同様に患者数が減少しています。(図2・3)  その他、市立4診療所でも一日当たりの外来患者数は減少しています。(図4) 市立3病院の収支状況  栗原中央病院では、新型コロナウイルス関連交付金により、令和2年度から令和4年度では収入が支出を上回り、黒字になりました。しかし、令和5年度はこの交付金が減少したことから赤字になっています。  また、若柳病院と栗駒病院では、いずれの年度でも赤字の状況が続いています。(図5・6) 問い合わせ先 医療局医療管理課 電話21-5631 図1 1日平均患者数(栗原中央病院) 入院 外来 令和元年度 203人 423人 令和2年度 194人 397人 令和3年度 189人 423人 令和4年度 190人 420人 令和5年度 182人 384人 図2 1日平均患者数(若柳病院) 入院 外来 令和元年度 79人 167人 令和2年度 68人 135人 令和3年度 63人 168人 令和4年度 57人 133人 令和5年度 53人 113人 図3 1日平均患者数(栗駒病院) 入院 外来 令和元年度 50人 87人 令和2年度 46人 83人 令和3年度 41人 89人 令和4年度 42人 81人 令和5年度 41人 72人 図4 市立4診療所の1日平均外来患者数 高清水診療所 瀬峰診療所 鶯沢診療所 花山診療所 令和元年度 37人 38人 23人 11人 令和2年度 30人 33人 21人 11人 令和3年度 32人 29人 19人 10人 令和4年度 38人 29人 13人 13人 令和5年度 33人 32人 10人 10人 図5 市立3病院の純利益(損失) ※0より下が赤字です。 栗原中央病院 若柳病院 栗駒病院 令和元年度 -4.4億円 -2.5億円 -1.3億円 令和2年度 1.9億円 -1.7億円 -1.0億円 令和3年度 1.1億円 -2.7億円 -0.5億円 令和4年度 0.9億円 -2.7億円 -0.5億円 令和5年度 -3.9億円 -3.1億円 -1.0億円 図6 市立3病院の収支状況 栗原中央病院 収入 支出 令和元年度 54.9億円 59.4億円 令和2年度 63.9億円 62.0億円 令和3年度 64.4億円 63.2億円 令和4年度 63.5億円 62.6億円 令和5年度 58.6億円 62.5億円 若柳病院 収入 支出 令和元年度 16.0億円 18.5億円 令和2年度 16.9億円 18.6億円 令和3年度 15.2億円 17.9億円 令和4年度 14.1億円 16.9億円 令和5年度 12.6億円 15.7億円 栗駒病院 収入 支出 令和元年度 8.0億円 9.3億円 令和2年度 8.0億円 9.1億円 令和3年度 7.1億円 7.7億円 令和4年度 7.4億円 7.9億円 令和5年度 7.2億円 8.2億円 21ページ 市からのお知らせ 栗原市ウェブサイト URL https://www.kuriharacity.jp/ 基準を超えるペダル付原動機付自転車の登録  電動自転車や、一定の基準(電動アシスト比率など)を超える電動アシスト自転車は、ペダル付原動機付自転車に該当します。これらは、一般原動機付自転車と同様に扱われるため、ナンバープレートの取り付けが必要です。  ナンバープレートは、各総合支所市民サービス課で交付します。申請方法など詳しくは、市ウェブサイトで確認いただくか、問い合わせください。 問い合わせ先 総務部税務課 電話22-1121 小規模貯水槽水道の管理  貯水槽の管理は、建物所有者や貯水槽設置者が行います。  適正な清掃や点検を行いましょう。 ●貯水槽水道とは 貯水槽(受水槽や高置水槽)を用いる水道施設のことです。中でも、貯水槽の有効容量が10立方メートル以下のものを、小規模貯水槽水道といいます。 ●管理方法  □1年以内に1回、定期的に清掃してください。  □貯水槽やふたにひび割れがないか、異物混入はないか定期的に点検してください。特に、地震、台風、大雨、凍結の後は念入りに点検してください。  □色、濁り、臭い、味に異常がないか確認し、異常があった場合は、必要な水質検査をしてください。 問い合わせ先 上下水道部施設課 電話42-1133 スマイルサポーター制度  市では、市道環境の維持向上に関するボランティア活動に意欲がある地域の皆さんや企業を、スマイルサポーターとして認定しています。  地域の道路に愛着を持ち、継続した活動が可能な皆さんの積極的な参加を、お待ちしています。 ●対象 NPO団体、町内会、自治組織、商工会、クラブ組織などの任意団体、企業  ※栗原市コミュニティ組織一括交付金で活動する区域は除く ●活動内容 定期的な清掃、緑化作業(除草・花壇植栽)、歩道除雪など  ※市でボランティア活動保険に加入します。 問い合わせ先 建設部建設課 電話22-1152 令和6年度 い・ど・う市長室 問い合わせ先 企画部市政情報課 電話22-1126  7月2日(火曜日)から30日(火曜日)にかけて、市長と市民がまちづくりや地域課題解決の意見交換を行う「い・ど・う市長室」を全10地区で開催し、166人の市民が参加しました。  寄せられた意見の一部を紹介します。 問 災害時、車中泊避難指定場所を設置してほしい。(築館会場) 答 災害時の車中泊は必ず起きるので、車中泊が可能な場所を検討したい。 問 宮城県に自動車の工業団地が形成され、半導体の工場誘致も決定した。今後を見据え、市にも同様の工業団地、企業誘致を。(栗駒会場) 答 築館・若柳金成インター両工業団地の整備により企業誘致を図っている。今年度は500万円で調査し、半導体の企業などを受け入れる工業団地を造成したい。 問 子どもが遊べるアスレチック施設を設置してほしい。成長する過程で、楽しい思い出があれば、将来地元に回帰すると思う。(栗駒会場) 答 高清水中学校跡地に子どもたちが遊べる公園を整備する。他にも、屋内で楽しめる遊具のある施設を要望されており、整備したい。 問 民地から道路へはみ出した樹木などの撤去について、伐採して法的に問題がないか。所有者が分からない場合はどうすべきか。(瀬峰会場) 答 所有者が対処するものだが、令和5年の民法改正により、所有者が分からない場合や応じない場合は、越境された土地所有者が切ることが出来るようになった。 問 栗原市は住みたい田舎全国一位となったが、移住者数は。数十年後は人口が約半分になる。米百俵の精神のように、子どもや孫のため、事業の選択と集中を行い、栗原市を消滅させないでほしい。(鶯沢会場) 答 昨年度末までに342組860人が移住した。さまざまな定住対策を行い、学校給食費の無償化など、子育て世代の負担を軽減しており、継続していきたい。 問 若者が集える公園や楽しめる場所、働く場があれば、若者が栗原を好きでいてくれ、栗原に住みたいと思うのではないか。(金成会場) 答 高校生から若者が集える場所、楽しめる場所がほしいと要望され、必要だと思うが、まずは若者が栗原に残れるよう雇用対策に取り組みたい。 問 町内会の連絡網にLINE WORKS(ワークス)を活用したところ、チラシ配布などの手間が省けた。これまで地域活動に興味を持たず、参加しなかった住民が活動内容を知り、参加してくれるようになった。市は市民にSNSの活用を勧めているが、身近な町内会でそれを推進するように応援してほしい。(志波姫会場) 答 スマートフォンを活用した情報伝達は素晴らしい取り組みなので、情報共有したい。 写真 ▲「い・ど・う市長室」の様子 各総合支所の問い合わせ先 築館 電話22-1111 若柳 電話32-2121 栗駒 電話45-2111 高清水 電話58-2111 一迫 電話52-2111 瀬峰 電話38-2111 鶯沢 電話55-2111 金成 電話42-1111 志波姫 電話25-3111 花山 電話56-2111